複数のMobaXTermインスタンスを起動する
SSHクライアントソフト「MobaXTerm」において、デフォルト設定の場合、複数のターミナルをタブとして開けますが、ターミナルタブを切り離してもSFTPブラウザ(SSH browser)は付いてきません。ターミナルの切り替え時にSFTPブラウザが切り替わるのを待つ必要があり、カレントディレクトリを頻繁に変更するような作業の際に面倒な場合があります。
そこで、複数のMobaXTermインスタンスを起動すれば、この待ち時間を解消することができます。
複数のウィンドウを立ち上げるには以下のように設定する必要があります。
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"Configuration"のダイアログボックスを開く(
Settingsアイコンをクリックしても開ける)

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"Misc"タブの"Allow multiple instances of MobaXterm"を有効化する
以上で設定は完了です。
これにより、MobaXtermを新規に起動しても既存ウィンドウへ合流せず、新しいウィンドウとして立ち上がります。各ウィンドウは独立したSSH-browser(SFTPブラウザ)を持てるため、タブ切替時のブラウザ更新待ちが避けられます。
設定ファイルを指定してMobaXTermを起動する
もし読み込む設定ファイルを分けて立ち上げたい場合は、以下のようにすれば指定できます。(パスは要変更)
"C:\Program Files (x86)\Mobatek\MobaXterm" -i "C:\Users\hogehoge\AppData\Roaming\MobaXterm\MobaXterm_2.ini"
複数のインスタンスを立ち上げていて設定がおかしくなるケースとしては、以下が想定されます。
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古い設定のインスタンスが最後に残っていて、close時に変更が巻き戻ってしまう
- パスワードマネージャや鍵設定などを複数ウィンドウで並行して編集したケース
- セッション一覧・フォルダ・ブックマークを複数ウィンドウで並行して編集したケース
パスフレーズ/資格情報の登録、デフォルト鍵の変更、SSH設定の切替などは、異なるインスタンスで同時には実行しないようにしましょう。また、セッションの追加/削除/その他編集は複数ウィンドウ立ち上げ時には避けるのがよいでしょう。
リモート接続して作業するだけであれば、あまり神経質になる必要はないと思います。基本的には、2つ目以降のインスタンスも1つ目と同様にアイコンのダブルクリック等で通常通り起動して良いでしょう。
参考
https://blog.mobatek.net/post/mobaxterm-configuration-settings/